「産後の鬱」の乗り越え方と注意すべきこと

人には言えない悩み

産後の「抑うつ」の症状は、場合によっては
最も深刻な産後のトラブルであると考えられます。

しかしながら、なぜ「最高に幸せなはず」にも関わらず
鬱の症状が出てしまうのか、疑問を持っているのではないでしょうか?

そして、その「幸せなはずのに、気分が落ち込む」ことに関して
更に自分を責めてしまうことによって、余計に症状が悪化してしまうことも多いようです。

この「産後のうつ」が引き起こす症状には、一般的な抑うつ状態と変わらない部分も多いです。

  • 食欲の減退
  • 漠然とした不安を感じる
  • 常にだるさを感じる
  • 前向きに考えることができない
  • 頭痛・腹痛が慢性的に起きる

どれも”産後”という、滅多にない特別な状況の下では誰でもなり得る
それほど珍しくない症状であり、過剰に気にする必要がないものでもあります。

乗り切るしかなく、とにかくまずは「大丈夫」と思うことが大切です。

幸せなはずなのに落ち込んでしまう理由

産後の抑うつ症状の原因は、その他の産後の不調と同じく「女性ホルモン」の影響もあります。

女性ホルモンが乱れた結果として、「自律神経」に乱れが生じ
自分ではコントロールできないトラブルが、体に現れることになります。

物理的な症状ではなく、精神的・メンタル面に出てしまったものですが
これは自律神経の乱れによる症状では、典型的なものでもあります。

また”出産”という、大きなイベントを乗り越えた・達成したことによる
「喪失感」といった要素によって起きる、いわゆる「燃え尽き症候群」の一面もあります。

この時期の「不安」は誰でも持って当たり前のもの

出産直後は、むしろ「悩み」や「不安」を感じる状態ではなく
そのため、産後1~3ヶ月くらいに「自覚」することが多いようです。

基本的には、産後半年~10ヶ月程度で症状が”いつの間にか”改善していくことが多いようですが
中には1年以上続き、そのまま「うつ病」に発展してしまう例も稀に起きてしまうことがあります。

これは、絶対に避けなければなりません。

基本的に男性に比べて、女性は鬱になりやすい傾向があります。

それには、もちろん常にバランスが動き続ける
女性ホルモンに支配されていることも大きく関係していますが
それに加え「人生の転機」が多いことが挙げられます。

女性の人生には出産以外のターニングポイントにも、抑うつ症状を発症しやすい傾向があり

  • 「結婚」に伴う「マリッジブルー」
  • 「妊娠」に伴う「マタニティーブルー」

常に、メンタル面の不調のリスクがつきものです。

また、出産直後の女性であれば

  • これから先のこと
  • 夜泣きや授乳のストレス
  • 常に心配する必要がある小さな命

そもそも不安になってしまうこと、悩んでしまうことが当然の状況でもあります。

悩んでいるのがもったいない楽しむべき時期

冒頭でも述べましたが、出産後は本来であれば最も幸せな希望に満ちた時期であり
この時期を楽しめないのは、非常にもったいないことです。

かわいい赤ちゃんの明るい未来

それを見守る喜び

うつうつとした気持ちを晴らすには、少しでも明るいイメージを持つことが必要です。

これが難しいのですが、これしかありません。

育児対する「過度なプレッシャー」が産後うつの原因であることも多く、気負わないことも大切です。

産後のうつは「産後クライシス」と呼ばれる、夫婦間のトラブルの大きな要因の1つです。

大きなトラブルに発展させない最も重要な対策は、”常に”少しずつ発散させておくことであり
「愚痴」や「文句」といったことも、本来は控えるべきですが
この時期だけは大目に見てもらい、パートナーにぶつけてみることをおススメします。

最も重要なことは「深刻に考えない」ことであり
産後のうつは決して珍しいことではなく、いつのまにか克服していることが大半です。

あくまで一時的な症状であり、誰でもなる可能性があるものなのです。

そして多くの方が、克服するものでもあります。