子供に嫌われている・恨まれていて許して欲しい~「何が悪かったのか」が分からない場合の謝り方~

人には言えない悩み

親は、子供を愛し

子供もまた、親を愛し

更に子供は親に対し、産み・育ててくれたことを感謝し、尊敬する。

こういった、「常識」がある世界においては

愛する我が子に恨まれている

ということは、当然のことながら悲しいことでしょう。

しかし、それには必ず理由があります。

なぜなら、「普通は、そうはならない」らしい・・・からです。

そして恨まれている、嫌われている自覚がある親の中には

自分(達)は悪くない

許して欲しい

この2つに分かれます。

この記事を読んでいるというのは、「許して欲しい」という気持ちを持っている方
また「もしかしたら自分が悪いのかも・・・」と、罪悪感を抱いている方と思われます。

そんな人にとって、少しでも救いになれば。

この記事は「親を恨む子供の視点」で寄稿されたものです。

「子供にとってひどい親だった」ことを認める

「子供に恨まれる親」としては、近年「毒親」という存在が注目されています。

当サイトのメインテーマの1つでもある毒親とは、その定義を簡単に説明できないながらも

簡単に言えば、

子供より自分

という価値観を持った親を指します。(自覚があるなしにかかわらず。)

そして、その最大の特徴は

罪悪感がない

ということに尽きます。

そのため、もし”心の底から”許して欲しいと願っているのであれば
少なくとも、「毒親ではない」と思われます。

とは言っても、

やられている方がいじめられていると思ったら、それはいじめである

ということと同じく、子供が毒親と思っているのであれば、あなたは毒親です。

少なくとも、子供にとっては毒親だった可能性があります。

とにかく謝る

まずできる、簡単なことから・・・

とにかく、謝ってください。

怒っている人というのは、まず第一に謝罪を求めています。

「謝って済む問題ではない」という言葉をよく聞きますが、
それでも謝罪がないよりは、あった方がマシというものです。

もし、謝罪さえできない・する気がないのであれば
「許してもらいたい」というのは、本心ではないと思います。

それが「本当の本心」であるか、確信が持てるか否かによって
この問題に救いがあるのか、ないのかに大きな違いが生じることになります。

体裁のため、

世間体のため、

老後の面倒を見てもらうため、

そういったことが根底にあるとすれば、あなたは本物の毒親だった可能性が高いです。

「何が悪かったのか?」を言葉で説明できるようにしておく

本当に恨んでいる相手から、もし謝罪があった場合に
謝られた方がまず考えることは、「本当に悪いと思っているの?」ということです。

そもそも、何が悪いか分かっていない時点で謝るのであれば
それは謝罪する意味がなく、「カタチだけの謝罪」に過ぎません。

そして、もしそれが相手(子供)に発覚した場合には
今よりも更に関係が悪化してしまうおそれがあります。

そうならないために、

「なぜ我が子は自分を恨んでいるのか?」

を、しっかりとまとめておきましょう。

完全な自己否定の場になりますが、耐えるしかありません。

これは、この問題の最大の肝になるはずです。

何が悪いか分からない場合はどうすべき?

なぜここまで関係が悪化してしまったのか、見当もつかない・・・

そういったケースも、あるかもしれません。

勘違い・ちょっとしたすれ違いで溝ができてしまうこともあります。

そういった場合には、これは一か八かの賭けでもありますが
「なぜ自分を恨んでいるのか?」ということを、聞いてみることも1つの手です。

子供が、「何が悪かったのか、説明したがっている」という可能性も十分にあります。

いずれにしても、子供が求めているものは
「完全な(なぜ恨まれているのか自分で説明できる)謝罪」なのです。

基本的には「嫌われている」という段階で済ませたい

この問題というのは、子供の年齢・ライフステージによって事情が異なるものです。

「離れたパートナーが連れて行った子供に会えない(会わせてもらえない)」

「孫に会わせてくれない」

といった問題は、昔からあるものです。

子供が自分の意志で恨んでいるのか、という要素は、精神的な成長度が大きな鍵となり
それがまた、「嫌い」なのか「恨み」なのかでも程度が異なります。

「思春期の子供に避けられている」という程度の話は、よく聞くものですが
それが「よくある話」なのか、「一生もの」になってしまうのかはケースバイケースです。

この問題は、早めに「消火」する必要があります。

会ってくれないなら、手紙でいいと思います。

とにかく、何等かの方法で「許して欲しい」という気持ちを伝えることが必要です。

そもそも「許してもらえる」とは思わない方がいい

「今更謝られても、簡単に許せない」

親と子の関係でなくとも、長い期間にわたり悪かった関係を修復するのは難しいものです。

まして、長ければ長いほど”なかったこと”にはできません。

ちなみに、私は絶対に許しません。

心の底から親を憎んでいる人間の中には。

何があっても、許さない

といった、強い気持ちを持っている場合が少なくないです。

そもそも、本来親と子供の関係に憎しみは生じないことが普通であり
極端に関係が悪化している状況は、「異常事態」であると言えます。

何があっても、おかしくはないです。

そのため、謝罪に関しても慎重に計画を立て
とにかく相手に<存在を認めてもらう>ことを、最優先しましょう。

「もう顔も見たくもない」と思っている可能性も、考慮しておく必要があります。

そもそも、<許してもらいたい>という考えは甘いです。

「許してもらえるかも」というのは、自分勝手な願望であると認識しておきましょう。

まず「子供目線」で振り返ってみてから行動する

この問題の解決には、子供の立場からの想像力が不可欠です。

しかしながら、それでも

どうしてこんなことになってしまったのか?

ということが、自分では検討がつかない親が大半です。

ただし上記の記事を読んでもらえれば分かりますが、何よりも「自覚」が必要なのです。

そしてそれは、

育ててやった

といった「親目線」が少しでもあることで、認めるのが難しくなることでもあります。

「自分は悪いことをしてしまった」ということを前提におき、自己弁護を止め
「なぜこうなってしまったのか?」を、徹底的に考えてみて欲しいと思います。