もう働きたくない!会社・仕事を辞めたい中年女性の悩み~定年まで働く女性の割合とその理由~

日頃の悩み

現代では、

「自分らしく」や「いきいきと」

といったコピー

「待機児童の解消」や「女性のキャリア形成のための・・・」

といった、女性の社会進出を後押しするような言葉が溢れる反面
「もう仕事(会社)を辞めたい・・・」と思っている女性も、もちろんたくさんいます。

こういった<辞意>に関するものは理由・動機は人ぞれぞれ様々なものがありますが
どちらかというと、基本的には”マイナス”な印象を受けることが多いものです。

ただし、一概に言うことはできず「ポジティブな辞意」なのか
「ネガティブな辞意」なのか、大きく2つに分けてから考える必要もあります。

そして、こういった気持ちが沸いてくる場合というのは

  • 仕事「自体」をもうしたくないケース
  • 「その」仕事・職場に不満があるケース
  • 新たにやりたい(移りたい)会社・職種ができた

おおまかに、以上の3つに絞られます。

もう働くのは嫌になってしまった

働きたくない(労働したくない)から、仕事を辞める

とい理由は、実にすがすがしいものです。

しかしその理由も無限にあるはずですし、中には”メンタル”に関わる非常に大きな問題もあります。

その理由を1つ1つ考える前に、そもそも「働く意味」を考えたいところですが
この問題に関しても、非常に深すぎるものです。

ただし”やりがい”を持ってはたらしている人は、「半分もいない」という事実を知っておきましょう。

半分以上の人が「働きたくない(様々な意味で)」にも関わらず
毎日働いているという事実は、非常に重いものです。

  • 家族のために辞められない
  • 将来を考えると辞められない

残念ながら、マイナスの感情のまま働いている人は
自分だけではないということも知っておきましょう。

そして、「働きたくないから辞める」ということを実行してしまう人は
「女性に多い」ということも、まぎれもない事実です。

「ニート」や「ひきこもり」が話題にのぼるなか、「家事手伝い」の女性が問題にならないことも
いかに女性の社会進出が、”決定的に”進まない理由でもあります。

「女性は働かなくてもなんとかなる」ということが
自他共に、共通認識となっていることは間違いないのではないでしょうか?

環境に不満があるのは珍しいことではない

「就業」に関するデータは、様々なものが取られていますが
仕事(職場)において、最も重要なことが「人間関係」であり
給与を含めた「待遇」よりも重要視されていることが多いようです。

「居心地の良さ」というのも、非常に大きな「働く条件」のようです。

加えて「給与」という要素は、<働き続ける>ための大きな理由であることは言うまでもありません。

「新たなスタート」を成功させる難しさ

一見「ポジティブ」な印象を受ける”新たな出発”ですが、
「中年女性」となると、よっぽどのスキルや経験が無いことには現実的には難しいものであり
特に収入に関しては、転職後「半数以上は、前の賃金以下」になることが分かっています。

もちろん給与が全てということではなく、全く違う業種への挑戦や
長年夢見ていた業界へのチャレンジといった、前向きな例もあると思いますが
いずれにしても、”できるだけ早く”行動を始めることが必要になります。

<見る前に飛ぶ>最後のチャンスになると考えましょう。

もちろん何も考えずに辞める人はいないと思いますが、ポジティブな理由にしろネガティブな理由にしろ

「それは今からでも間に合うのか」

「取り返しがつくのか」

という「現実的」な視点が必要です。

「準備」なくして、「理想」は実現できません。

男性の場合よりも<決断>が難しい問題

「女性が定年まで働くのは難しい」

20年くらい前は、「定年退職する女性」というのは非常に珍しく
基本的には「定年退職」となる年齢には、働いていないことが一般的でした。

ごく少数の職種、「学校の先生」や「婦警さん」といった公務員を中心として

  • 会社の都合を汲まなくてもよい環境
  • 出産・育児からの復帰がしやすい

こういった、「女性特有のデメリット」が少ない(許される)環境で働いているの「特権」でもありました。

やはり、結婚・出産を機に辞める、ということが一般的であり
「定年まで働き続ける女性」に関するデータ、特に有益なものは
最近になって取り始められており、その少ないサンプルの中でも
「気持ち」と「現実」に、非常にギャップのあるものになります。

「女性が働きやすい時代」にはなってきたが

女性の社会進出が活発になってきたと言われている中でも
やはり上記した通り、「働きやすい環境の会社」というのは限られており
実際には「定年まで働く」という女性は、少ないことが現実です。

女性にとっての、

  • 就職しやすい
  • 出世しやすい

これらの条件比べて、<定年退職まで働ける>という要素に関しては
それほど大きく伸びていないものであり、それにはやはり”女性特有の事情”も大きく影響しているようです。

言うまでもなく、それは「結婚」と「出産」といったライフイベントであり
更に「体力」といった問題は、やはり永久的なものであるためです。

結婚・出産・育児を仕事を両立してきた女性であっても、
40代後半から始まる、「更年期障害」によって<ギブアップ>てしまう
「もういいや」となってしまう傾向は、今後もなくならない要素と言えます。

働く「意志」と「必要性」

ただし、「女性が働きすくなった」ことと同時に
家庭の経済事情等も影響することで、世帯数全体で見れば
共働きの家庭がそうではない家庭を逆転し、それ以降より顕著なものとなっています。

”正社員として”の割合は昔と変わらない一方、「パート」といった形で働き続ける女性は増えており
定年退職どころから、「いくつになっても働かなければならない」という社会状況も影響しているようです。

結果的に、定年まで働く女性には

  • 定年まで働けるのか
  • 働きたいのか
  • 働きたくないけど・・・働かなくてはならないのか

様々な事情があるはずです。

そして特に”働きたい”というのであれば、後は周囲の理解・協力次第ですが
昔に比べれば、「できる可能性は高い」と言える世の中でもあります。

本当に仕事が好きなのであれば、「限界までキャリアを積めた満足感」といった
今までは、男性にしか味わうことができなかったものを味わうことができます。

しかしながら、やはり「気持ち」と「環境」の変動に大きく左右されることは
今後も変わらないであろう、と考えられる内容には違いありません。